大晦日の【除夜の鐘】縁起がいいと言われるのは何故?

 

 

日本では大晦日に「除夜の鐘」が鳴り響きます。これぞ日本の年越しといった風情のあるものですが、縁起がいい風習として今も続いています。除夜の鐘はなじみ深いものですが、その縁起の由来は?除夜の鐘の縁起の関係について調べてみました。

除夜の鐘は煩悩を払ってくれます。

12月のイラストNo.003『除夜の鐘』/無料のフリー素材集【花鳥風月】 (14111)

仏教的な意味合いが強い鐘です。

除夜の鐘の意味や由来は?なぜ108回つくの?

「除夜」とは大晦日の夜のこと。

年の夜ともいわれ、この大晦日の夜に各地のお寺で鐘を鳴らす行事が
「除夜の鐘」です。

仏教では人間には108つの煩悩があり、それを祓うために108回
鐘をつくといわれています。

煩悩とは、欲望・怒り・執着など人の心を惑わせたり、悩ませ、苦しめたり
する心の働きのこと。

仏教ではこの煩悩を祓うことにより解脱し、悟りを開くことができる
とされています。

また108という数字は、四苦八苦が由来になっているという説もあります。

しく⇒4×9、はっく⇒8×9 で、合計すると108になるためです。

除夜の鐘はほとんどの町で聞こえるものですが、その鐘はお寺の鐘です。
お寺にある鐘がゴーンとなっています。

除夜の鐘は仏教的意味合いが強いものですが、その鐘の音は大晦日の暮らしになじみ、
なくてはならない風習になっています。

宗教的な意味を考えなくても風情として楽しむことができるものです。
一年の終わりに聞く鐘の音。これはとても縁起がいいものです。

108回鐘をつく意味は?

2015年12月30日:除夜の鐘 (14112)

108回の意味にはいくつか説があるようです。

寺により、撞く回数は108回と決まらず、200以上の場合等がある。

1. 煩悩の数を表す

眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。

2. 一年間を表す

月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表す。

3. 四苦八苦を表す

四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108をかけたとも言われている。

煩悩の数が108つという説は有名です。

一年間を表す108というのも説得力がありますよね。
昔はお寺の鐘はその地域の人たちの時計代わりにもなっており、
お坊さんが毎日決まった時間に鐘を鳴らしていたそうです。
一年間の最後の日に108回鐘をつくのは、年が終わるお知らせだったのかもしれません。

除夜の意味を知りましょう。

ハト豆ねっと 特集 (14113)

除夜(大晦日)は除日の夜の事。縁起のいい特別な日です。

実は「除夜」というのは「大晦日の夜」のことをいいます。

『除』には古いものを捨て、新しいものに移るという意味があります。

1年の最後の日である大晦日は

古い年を去り、新年を迎える日で「除日」(じょじつ)と呼ばれます。

「除夜」とは「除日の夜」つまり大晦日の夜のことを言います。

さて、この除夜の鐘は、
日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の一つです。

仏教の風習ですから
除夜の鐘を聞くのはもちろんお寺ですね。

古くから日本各地で伝統に従い、
心を込めて祈りを込めて108回もの数の鐘が撞かれるという行為は、

日本独自の仏教の精神であり、

除夜の鐘は、仏の大慈悲の心を伝える利他の儀式であるといえます。

除日というのは、一年間のいろんなものを除く日、新年に嫌なことを引き継がないような意味のある日です。
除夜とはその日の夜のことですから、その日自体が縁起がよいものです。

除夜に付く鐘だからこそ意味がある。
そう考えれば大晦日を大切な一日として過ごすことができるでしょう。
新年を気持ちよく迎えるためには大切なことです。

除夜の鐘を自分でつくと、さらに縁起が良くなるかも。

除夜の鐘と初詣/須磨寺の大晦日と正月の風景[壁紙写真集-無料写真素材] (14114)

家族や恋人と一緒に鐘をつくと幸せですね。

おおみそか、除夜の鐘の風景です。善光寺東海別院の梵鐘は人間国宝の故・長野垤志(てつし)さんが設計の指揮により昭和30年に造られました。高さ2.1m、直径1.2m、重量1.8トンの大変大きなものです。その後、鐘楼堂に吊るされたのですが、昭和35年の第二室戸台風で鐘楼堂が倒壊し、梵鐘は礎石の上に雨ざらしになっていました。それから43年後、平成15年のおおみそかに再び、仮の鐘楼堂に吊るされ、はれて鐘がつけるようになりました。
除夜の鐘は108回というのが普通ですが、善光寺東海別院では制限なしでみなさんについてもらいます。あま酒もご接待いたします。
お寺によっては鐘をつかせてくれるところがあります。
お寺の鐘をつく機会などあまりないので、大晦日の日に鐘をつくのは良い思い出になるでしょう。
その地域の人たちに知らせる鐘でもあるので責任重大です。
地域とのつながりが薄れがちな昨今、除夜の鐘をついて地域の一員として働くのも良いかもしれません。
お子さんは単純に鐘を付くのを楽しんでくれるはずです。

ピックアップ記事

  1. あなたは座禅をしたことがありますか?サラリーマンの間では、朝活の一環として座禅を組むことが習…
  2. あなたは写仏を知っていますか?文字通り仏様の絵を描き写すことです。実は、この写仏が静…
  3. 写経は難しいと思っていませんか?写経は仏の道を極める修行の一つですが、実はそんなに難しいもの…
PAGE TOP