最終更新日:2026年1月27日
お守りが増えてくると、「神社が違うお守りを一緒に持ってもよい?」「複数持つと神さま同士が…」と不安になることがあります。
結論から言うと、お守りを複数持つこと自体は心配いらないとする説明が、公的な案内でも示されています。大切なのは、数よりも丁重に扱える範囲で持つことです。
お守りの基本(種類・持ち方・返納まで):お守りとは?種類・選び方・持ち方、複数持ちと返納まで基本を整理
古いお守りの返納(納め方・遠方の相談):古いお守りはどうする?返納(お納め)の基本と、遠方での相談・郵送の考え方
お守りの交換目安(いつ替える?):お守りはいつ替える?1年の目安と「願いが叶うまで」など節目の考え方を整理
この記事の要点
- お守りの複数持ちは、心配いらないとする案内がある
- 「神さまがケンカする」という俗説は、大切にしない戒めに尾ひれが付いたもの、と説明されることがある
- 持ち過ぎて不安になるなら、最優先の願いを1つ決めて整理すると落ち着く
- 同じ願目のお守りが重なる場合は、主となる1つを決め、他は丁重に保管または返納の区切りにする
結論:複数持っても差し支えない
神社本庁の公式サイトでは、お神札やお守りをたくさん持っていると「神さま同士がケンカするのでは」と心配することがあるが、神さまはそれぞれのご神徳をもって協力して守ってくださるので心配はいらない、と説明されています。
また、伊勢神宮の案内でも、複数の神社のお守りを持つことはそれぞれの神さまからご加護をいただく意味があり、神さまがケンカをすることはない、という趣旨の説明が示されています。
「神さまがケンカする」説が気になる理由(不安の正体を整理)
複数持ちが不安になるのは、真面目に丁重に扱いたい気持ちがあるからです。伊勢神宮の案内では、「お守りをたくさん持つと大切にしない」という戒めに尾ひれが付いて俗説が生まれた、という趣旨の説明が示されています。
つまり、問題になりやすいのは「複数」そのものではなく、
- 増えすぎて丁重に扱えない
- 数に頼るような気持ちになってしまう
- どれを大事にしたいのか自分の中で整理できない
といった状態です。ここを整えると、自然に落ち着きます。
実務で迷わない:複数持ちの整理ルール(おすすめ)
ルール1:最優先の願いを1つ決める
「いま自分にとって一番大事なこと」を1つ決め、そこに対応するお守りを主として持つと、持ち過ぎの不安が減ります。
ルール2:願目が違うなら併用しやすい
たとえば、交通安全と学業成就、健康など、願目が違うお守りは目的が分かれるため整理しやすいです。
ルール3:同じ願目が重なるなら“主役”を決める
同じ目的のお守りが複数ある場合は、次のどれかが現実的です。
- 一番心が落ち着く1つを「主」として携える
- もう一方は、清潔な場所に丁重に保管する
- 区切りがついているなら、返納して整理する
ルール4:持ち歩く数は「丁重に扱える範囲」
数の上限に正解はありませんが、実務としては「毎日持てる」「迷子にならない」「汚れない」範囲に収めると、丁重さを保ちやすいです。増えすぎて管理が雑になるなら、整理する方が結果的に丁寧です。
持ち歩き方(複数でも乱れないコツ)
- カバン:内ポケットなど、擦れにくい場所にまとめる
- 財布:カード型など薄いものは収まりやすい(折れ・濡れに注意)
- 車:交通安全守は車内に置く運用も多い(高温・直射日光を避ける)
「分けて持つか/一緒に持つか」に厳密な正解はありません。迷ったら、失くしにくく丁重に扱える入れ方を優先するとよいです。
増えすぎたときの整え方(返納という選択肢)
お守りが増えて丁重さを保てなくなったら、返納して区切りをつけるのは自然な整理です。一般には、授与を受けた寺社へ古札納所(納札所)に納めます。遠方の場合は相談や郵送の可否確認という方法もあります。
古いお守りはどうする?返納(お納め)の基本と、遠方での相談・郵送の考え方
よくある質問(FAQ)
Q. 神社が違うお守りを一緒に持っても大丈夫?
A. 大丈夫です。複数のお守りを持つことについて、心配いらないとする説明が公式案内にもあります。大切なのは、丁重に扱える範囲で持つことです。
Q. 同じ願目(例:縁結び)のお守りを2つ持つのはどう?
A. 直ちに問題になるものではありませんが、整理の観点では「主となる1つ」を決めると落ち着きます。もう一方は丁重に保管するか、区切りがついたら返納するのが現実的です。
Q. たくさん持っているほど安心してしまいます。
A. その気持ちは自然ですが、数に頼るほど不安が強くなることもあります。最優先の願いを1つ決めて持つ方が、丁重さと安心感が両立しやすいです。
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