≪祖先に感謝≫お彼岸は日本独自の神聖で縁起がいい日

 

 

お彼岸に入籍や結婚式をすると縁起が悪いなんて聞くことがありますが、実はそんなことはないんです。でも避けたほうがいいのも事実かも。ご先祖様に感謝する日本ならであはの独特な行事「お彼岸」について詳しく解説します。

お彼岸が日本だけ。

お彼岸 2016はいつ?春のお彼岸・秋のお彼岸の期間は? | 豆知識PRESS (8547)

お彼岸は日本だけの行事で
おなじ仏教徒である、中国やインドには無いものです。

今では、仏教行事の1つになっているお彼岸ですが、

日本に仏教が広まる前から、この時期に、
自然や祖先に感謝する習慣があったとも言われています。

仏教行事として行われ始めたのは、平安時代のこと。

ただ、この頃は、一部の人達の間だけで行われており
民衆の間に広まったのは、江戸時代になってからということです。

お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。日本では、正月など神道にまつわる行事を行う一方、仏教を説いた釈迦の教えも受け入れてきました。お彼岸は「日願」でもあるため、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったという説もあります。
お彼岸のように祖先に感謝したり、仏や神社に関係のあることは中国やインドから伝わってきた行事が多い

のですが、お彼岸は実は日本ならではの行事だったんですね。驚きです。

お彼岸の由来は?

彼岸(ひがん)は仏教用語です。

サンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)が語源とされており、パーラミターとは到彼岸、つまりは煩悩や悩みを越えて到達する悟りの境地のことを言います。

逆に、煩悩や悩みに溢れた私達が住む世界を此岸(しがん)と言い、此岸にいる者が「布施」「持戒」、「忍辱」、「精進」、「禅定」、「智慧」の6つを修業することで、彼岸に行くことができるとされています。

ちなみにこの6つの修業を『六波羅蜜』と言います。

また、仏教の西方極楽浄土の教えにより、十億万仏土先の西方には阿弥陀如来がいるとされる浄土がある、言われていることから、太陽が真東から昇って真西へ沈む春分・秋分の日を中日として前後3日計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に修業をするのがよいとされていたのです。

お彼岸は年に2回。

お墓参りに持っていく花やお供えは誰が片付けるの?マナーは? (8550)

彼岸には春彼岸と秋彼岸があります。それぞれ、春分の日(3月21日頃。その年により変動)、秋分の日(9月23日頃。その年により変動)を中日として、その前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。

2016年のお彼岸
【 春彼岸 】
3月17日:彼岸入り
3月20日:彼岸の中日(=春分の日。21日振替休日)
3月23日:彼岸明け

【 秋彼岸 】
9月19日:彼岸入り
9月22日:彼岸の中日(=秋分の日。祝日)
9月25日:彼岸明け

お彼岸は年に2回あります。この期間にお供えを送ったり、法事があったり、お墓参りに行くことが多い

んですよね。

お彼岸がこの時期なのにはちゃんと理由があって昼と夜が同じ時間になるこの時期に死後の世界と

皆さんがいるこの世界が一番近くなるので、お互いの声が届きやすいためと言われています。

なのでお彼岸の時期にはお墓参りを行い、近況を報告したり、顔を見せたりするのですね。

お彼岸に小豆を食べる理由は厄除け。

お彼岸におはぎをお供えするのは何故?ぼたもちとの違いは? | Ippuku (8548)

お彼岸に「ぼた餅」や「おはぎ」を食べる理由については、材料に使われる小豆の朱色が、災難から身を守る除厄の効果があるとされていたからです
実は、基本的には同じで、季節によって呼び名や作り方が変わるのです。通称は「ぼたもち」です。

おもちは五穀豊穣、小豆は魔除けに通じることもあり、日本の行事に欠かせないもの。また、今と違って昔は甘いものが貴重だったため、ぼたもちといえばご馳走で、大切なお客様、お祝い、寄り合いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えしていました。お彼岸にお馴染みなのもそのためです。

おはぎと呼ぶのかぼたもちと呼ぶのか分かれると思いますが、実はこれは両方同じもので呼び方が

違うだけ同じものなんです。

小豆には厄除けの力があると言われていて、災難から身を守る効果もあると言われています。

厄年の時にぜんざいを作って周りの人にふるまうと、厄除けになると言われているのと同じです。

昔は甘いものといえばサツマイモくらいで砂糖はとても貴重だったのです。

お彼岸に結婚式など祝い事は非常識?

お彼岸のお供え物は?春・秋のお彼岸の迎え方・準備について (8549)

お彼岸は、仏滅のようにお祝い事をするには縁起が良くない日だとか、お祝い事をしてはいけない期間だと思っている人も多いようですが、実際にはそんなことはありません。

彼岸の入りにお祝い事をしてはいけないという決まりはありませんし、またお祝い事をするのに縁起の悪い期間でも決してありません。
ですから、彼岸の入りであってもお食い初めなどのお祝い事を行うこと自体は、特に問題ありません。

ただ、一般的にお彼岸はご先祖様を敬い、お墓参りをする期間です。
そのため、そちらを優先するために、他の行事は控えた方が良いという考えから、お彼岸のお祝い事がタブーであると思われているのでしょう。

彼岸の入りのお祝い事自体は問題ありませんが、そのお祝い事に招かれる人の都合を考慮する必要はあります。

お彼岸の時期にはほとんどの方が、ご先祖様への感謝、ご供養をするための
「しきたり」としてお墓参りを予定しています。

高齢の方や、親族などには「しきたり」を重んじる方もいると思うので、
このような方達からすると、お彼岸に結婚式を挙げるのは、非常識では?と
なってしまうことが多いようです。

上記の通り、お彼岸が縁起の悪い日だから祝い事をしてはいけないということではないのです。

むしろお彼岸は縁起のいい日だと言われているんです。

しかし、お彼岸は先祖を大切にし、感謝するための日で、お墓参りの予定を入れている人が多い中、

結婚式などに招待することは招待客に対する配慮が足りないと言われるので気を付けたほうがいいと

いうことなんです。

もし、招待した方の中に年配者が多いようであれば両親や親戚など相談してからのほうがいいでしょう。

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