法隆寺ではたくさんの種類の御朱印が頂ける!期間限定の御朱印も含めてご紹介!

 

世界文化遺産にも登録されている奈良県の法隆寺。そんな法隆寺では、たくさんの御朱印がいただけるのを知っていますか?御朱印を頂くとき、社務所でお願いすれば複数の御朱印を一度に頂けるようになっています。また、期間限定の御朱印もあります。いつでも頂ける御朱印と期間限定の御朱印に分けて紹介します。

そもそも御朱印って何?

神社仏閣などで頂く御朱印。

最近では可愛い御朱印帳などもたくさん売られているという理由で、御朱印を集めている若い女性も大勢いるようです。

ですが、そもそも御朱印とは一体何なのでしょう。御朱印の意味や目的などについて紹介します。

御朱印はお参りの証

御朱印は、神社仏閣をお参りしたという証です。

神社仏閣にお参りをする時、賽銭箱にお賽銭を入れてお参りをしますよね。ですが、それだけではお参りをしたという確かな証はありません。自分の記憶の中に残るだけです。

「私はこの場所で確かにお参りをした」という目に見える証として、御朱印をいただきます。全国各地の神社仏閣をお参りしている人にとっては、どこの神社仏閣をお参りしたのかわからなくなります。そのための証として、御朱印をいただくこともあるのです。

もともとは納経の証明だった

現在の御朱印は、お参りをした証として頂きます。ですが、本来の御朱印とは納経の納経の証明として頂くものでした。

納経とは、般若心経などのお経を写経して仏様に納めることです。心を込めて写経をした用紙や御札を納めることで、仏の御心に近づくことができる、と考えられていたのです。写経や納経は現在も受け継がれています。

「確かに写経をここに納めました」という証明として、御朱印を頂戴していたのですね。

現在でも一部の神社仏閣では、納経をしないと御朱印が頂けないところがあります。

法隆寺聖霊院で頂ける御朱印

法隆寺では、複数の御朱印が頂けます。

法隆寺で御朱印が頂ける場所は複数あり、場所によって御朱印も異なっています。

その中でも法隆寺聖霊院ではたくさんの御朱印が頂けます。その種類について紹介します。

以和為貴

十七条憲法の「和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)」と書かれています。「どんなことでも争わず、みんなで仲良く取り組んでいくことが良い」という意味です。

朱印には、「以和為貴」と「篤敬三寶」の二つの言葉が彫られています。

300円のお布施を納めることで頂けます。

篤敬三寶

十七条憲法の第二条「篤く三寶(=三宝)を敬うやまへ(あつくさんぽうをうやまへ)」と書かれています。

十七条憲法に書かれている三宝とは、「仏法僧」のことです。「仏」は仏様、「法」は仏の道を説く教えやその信仰心、「僧」は出家者や出家者になることを意味しています。

「出家者となって仏の道を説く教えを学び、仏様を大切にする気持ちを持ちなさい」という意味です。

お布施料300円を納めることで頂けます。

南無佛(なむぶつ)

仏様に祈りを捧げる時の言葉です。

聖徳太子は2歳で「南無仏」と唱えたという逸話があります。法隆寺は聖徳太子が建立したお寺とされていますから、この伝承を取り入れて「南無仏」の御朱印も頂けるのでしょう。

「南無仏」には、「私は心から仏様を信じます」という意味があります。

お布施料は300円です。

唯佛是真

「世間虚仮唯仏是真(せけんこけゆいぶつぜしん)」という、聖徳太子が残した言葉の後半部分です。
「この世のすべての事柄や物事はすべて仮であり、仏が導く教えだけが真実」という意味があります。

御朱印に書かれている「唯仏是真」は、「この世で真実と呼べるのは、仏だけである」ということです。

300円のお布施料を納めることで頂ける御朱印です。

尺寸王身釋像

法隆寺金堂に納められている釈迦三尊像の背中の和の部分に、「仰依三寳、當造釋像、尺寸王身」という言葉が彫られています。この言葉の一部を御朱印として頂くことができるようになっています。

「尺寸王身釋像」は、「聖徳太子と同じような背丈の仏様」という意味があります。もっとはっきりした意味は、「聖徳太子のための仏様」です。仏教を日本全国に広めて定着させた聖徳太子の功績を讃えているのでしょう。

お布施料300円を納めることで頂くことができる御朱印です。

田村皇子問太子之病

「たむらのみこ たいしのやまいをとふ」と読みます。意味は「病床に臥せっていた聖徳太子のもとを、田村皇子がお見舞いに訪れた」です。

田村皇子は、聖徳太子と跡目争いをしていました。仲は決して良くなく、どちらかというと敵同士だったのです。そんな聖徳太子が病に臥せっているという知らせが入ると、田村皇子は戦いの矛先を納めてお見舞いに行きました。

跡目争いという間柄にあっても、病を見舞う心の広さが大切だということを説いているのです。

300円のお布施料を納めることで、この御朱印を頂くことができます。

阿弥陀如来

阿弥陀如来(あみだにょらい)は、すべての人たちを極楽浄土へ運んでくださるありがたい仏様です。

阿弥陀如来の御朱印をいただくことで、死後、極楽浄土へ導かれるという証ができたことになります。

お布施料は300円です。

法隆寺西円堂で頂ける御朱印

法隆寺では、聖霊院以外にもう一つ、西円堂でも御朱印をいただくことができます。

西円堂で頂くことができる御朱印は2つありますので、ご紹介します。

峰薬師如来

聖徳太子は、父親が病に臥せっているとき、その病が早く治るようにとたいそう熱心に薬師如来に祈願したと言われています。

聖徳太子の大切な人を思う気持ちが、「峰薬師如来」という御朱印には込められています。

お布施料は300円です。

峰薬師如来(朱印付き)

墨書きは、「峰薬師如来」と同じです。

ですが、こちらは「大和北部八十八ヶ所霊場第五拾一番」という朱印が、墨書きの右上に押されています。

どちらもお願いする時には、「通常の墨書きだけの御朱印と、『大和北部八十八ヶ所霊場第五拾一番』という朱印が押された御朱印の2通りをお願いします」と伝えると良いでしょう。

300円のお布施料で頂くことができます。

期間限定で頂ける御朱印

法隆寺では、期間限定で頂ける御朱印もあります。

頂ける期間が大変短いので、他の御朱印に比べて希少価値があります。

憲法17条の第1条

法隆寺で御朱印帳を購入すると、一番最初のページに書かれています。

法隆寺で売られている御朱印帳にしか書かれていない御朱印ですから、希少価値があります。

救世観音

法隆寺の夢殿で頂ける御朱印です。

夢殿に安置されている救世観音菩薩は、毎年春期と秋期の限られた時期にしか御開帳されません。

救世観音は、その期間限定の御開帳にあわせて頂ける貴重な御朱印なのです。

釈迦如来

釈迦如来像は、法隆寺の上御堂に安置されています。通常は秘仏とされており、毎年11月1日から3日までの3日間限定で御開帳されます。

この御開帳に合わせて、上御堂にて頂ける御朱印です。

御朱印を頂く際のマナー

御朱印を頂く際には、守るべきマナーがあります。

神社仏閣をお参りする時にもマナーがありますよね?御朱印は神社仏閣をお参りする一環ですから、頂く際にもマナーがあるのです。

そのマナーについてご紹介します。

最初にお参りを済ませる

御朱印を頂く前に、必ずお参りを澄ませましょう。

御朱印はお参りをしたという証です。それなのにお参りもせずに御朱印だけ頂くのはおかしいですよね?

まずはご本尊へ行き、お賽銭を入れてお参りを澄ませましょう。

必ず小銭を用意しておく

御朱印を頂くときのお布施料は、ほとんどが300円です。

社務所は銀行や大きなお店ではありませんから、お釣りとして保管しているお金は多くありません。1万円札なんて出したら、社務所にとっても迷惑になりかねません。

必ず小銭を用意して、お釣りがないようにしておきましょう。

無理を言わない

御朱印は、誰でも書けるわけではありません。時間によっては御朱印が書けるお坊様がいらっしゃらないこともあり、そのような場合は御朱印が頂けないなんてこともあります。そのような場合は、後日お参りに来て頂戴するようにしましょう。

また、最近では御朱印の書き方のリクエストをする人もいるようです。御朱印はあくまでお参りをした証であって、サインではありません。無理なリクエストは控えましょう。

まとめ

法隆寺にはたくさんの御朱印があります。一度にすべての御朱印を頂こうとすると、かなりの金額になってしまいます。

また、期間限定の御朱印もありますから、なかなか一度にすべての御朱印を頂くことは難しいでしょう。

何度も足を運んで少しずつ集めていくようにしましょう。

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