体調を崩してしまうと、気持ちも滅入ってしまいますよね。明るく元気に毎日を送りたい時は、「無病息災」・「健康祈願」のご利益があるとされる神社やお寺を訪れてみませんか?
今回は健康運アップにおすすめ、大阪の4つのパワースポットをご紹介します。
「病は気から」という言葉もあるように、不安な気持ちになるとストレスが溜りやすくなります。人生を楽しく過ごしたい、自分以外の人の心身の健康を願いたい時にもぜひチェックしてみてくださいね。
もくじ
石切劔箭神社とは?ガン封じとしても有名な神社
石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)は、健康の中でも「腫れものにご利益がある」と言われるパワースポットです。
石切劔箭神社は饒速日尊(にぎやはひのみこと)と、その子供と言われる「可美眞手命(うましまじのみこと)」いう神様が祀られています。
饒速日尊は天照大神から「十種の宝」を授かり、太古の昔から人々の病や心を癒し崇められてきました。
石切劔箭神社の「健康祈願」や、「無病息災」のご利益の由来と言われています。
石切劔箭神社は「百度参り」で、無病息災を願います。
実際に100回神社を参拝しなくてはいけないという決まりではないので、自分のペースで参拝を行えばOKです。
境内の中は広く、石切劔箭神社の本殿以外にも様々な神社が隣接しています。
「八百万の神」のたくさんのパワーが集まっている、まさに「パワースポット」と呼ぶにふさわしい場所ですね。
・なぜ「腫れもの」にご利益があると伝えられているのか
関西では腫れもののことを、「でんぼ」と呼びます。石切劔箭神社は、「でんぼの神」・「でんぼの神社」と有名な場所です。
しかし元々は「でんぼ」ではなく、「伝法」だったとされています。
病や心身を癒した禁断の秘法の「伝法」がいつしか「伝法」=「でんぽ」、「腫れものにご利益がある」と噂が広まったきっかけと言われているのです。
また石切劔箭神社の敷地内には、「石切劔箭大神御霊験」という立札があります。
そこには喉のリンパに出来た「でんぼ」に成す術がなかった人が、石切劔箭神社に1週間願掛けで通った話が記されています。リンパに出来る悪い腫れものというと「ガン」が浮かびますが、ここにははっきりと「ガン」とは書かれていません。
願掛けを行った1週間目となる朝になるとそれまで感じていた苦痛がなくなり、その人の「でんぼ」は跡形もなく消えたようになくなった…という内容です。
参拝した人々がこの立札を見て、「ガン(悪いの腫れもの)にご利益がある神社」と伝えた可能性もありますね。
また石切劔箭神社近くには商店街があり、人のにぎわいを感じることも出来ます。健康運アップや、活気あふれるパワーに触れたい時に訪れてみてはいかがでしょうか。
サムハラ神社とは?延命長寿や危難除けにご利益がある神社
SNSで高い注目を集めているのが、「サムハラ神社」です。
神社に珍しいカタガナ表記の神社ですよね。本当はカタガナ名ではなく神字を施した文字のため、漢字で当てはまる文字がないのでカタガナで表記されています。
「サムハラ」とは神字で、「身を守る」という意味があります。「無病息災」・「延命長寿」のご利益があり、「危難除け」の神社としても有名です。
境内の横には大阪府警察署関連の建物もあり、まさに「難」を寄せ付けないパワースポットと呼べるでしょう。
サムハラ神社には天之御中主大神(あめのみなかぬし)・高皇産霊大神(たかみむすび)・神皇産霊大神(かみむすび)という、3つの大神が祀られています。
この3大神を、「サムハラ神」と総称して呼びます。
またサムハラ神社と言えば、指輪お守りがSNSで話題になっていますよね。参拝しても自分に合ったサイズを入手するのが大変難しいと言われる程、入手困難なお守りです。
指輪お守りは指輪の形をした肌守りで、輪の内側に「サムハラ」の4文字が彫り込まれています。
自分のサイズがわからなくても、指輪の参考サイズが用意されているので確認してみてください。無理やり自分の指に合っていない指輪お守りを身に付けると、ご利益がない可能性が高いので要注意です。
自分のサイズぴったりの指輪お守りを身に付けて、パワーをいただくのが一番ですね。
・サムハラ神社では年に2回例大祭が行われる
サムハラ神社では、「春季大祭」・「秋季大祭」というお祭りが行われます。
年に2回しかない、神事に参拝出来る貴重な機会です。毎年曜日に関わらず、4月22日~23日・10月22日~23日に執り行われています。
普段は立ち入れない拝殿で参拝出来る可能性も高いので、指輪お守りを手に入れられなくても強いパワーをもらうことが出来る貴重な機会ですね。
また神前のお供え物を下げて、参拝者にふるまうイベントも一緒に行われています。こちらも普段は手に出来ない、「お下がり」をいただくことが出来ます。
サムハラ神社でより強いパワーをいただきたい時は、例大際に訪れてみてはいかがでしょうか。
住吉大社とは?大阪のパワースポットの定番で無病息災
大阪の中でも、特にパワースポットとして有名なのが「住吉大社」です。
年始の三が日では、県内外から毎年200万人以上の参拝者で賑わっています。
「住吉大社」には底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと)・息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)という、4つの大神が祀られています。
本殿が4つに分かれているので、それぞれをしっかり参拝するのがおすすめです。
また境内の中には傾斜が最大48度ある「反橋」があり、鮮やかな朱色が目を惹きます。
「橋を渡るだけで身を清められる」と言われている、有名のパワースポットでもあります。
健康運アップには、参拝と合わせてこの橋を渡るのがおすすめです。角度は大変急になっていますが階段があるので、1段1段上り下りしやすくなっています。
・住吉大社を参拝するなら「初辰まいり」でさらにパワーチャージ
「初辰まいり」とは、毎月最初の「辰の日」に参拝することを言います。
住吉大社の「初辰まいり」は4つの本殿ではなく、4つの末社をめぐり商売や家内安全のご利益をいただきます。
・「種貸社(たねかししゃ)」
・「楠珺社(なんくんしゃ)」
・「浅澤社(あさざわしゃ)」
・「大歳社(おおとししゃ)」
上記の順番で参拝を行います。
本殿を参拝した後に参列することが出来るので、「無病息災」以外のご利益も一緒に得たい時はぜひ「初辰まいり」にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
堀越神社とは?“一生に一度の願いを聞いてくださる神さま”がいるパワースポット
日本で最古の仏法寺と言われる「四天王寺」を創立する際、聖徳太子が一緒に設立を行ったとされるのが「堀越神社」です。
堀越神社では聖徳太子の叔父にあたる、「崇峻天皇(すしゅんてんのう)」が祀られています。
四天王寺を守護する目的も兼ねて建設された堀越神社は、昔から「厄除け」・「無病息災」・「商売繁盛」など様々なご利益を求めて参拝する人が後を絶ちません。
また境内には樹齢550年以上の楠の御神木を始め、たくさんの樹木があります。天王寺駅周辺は高層ビルも多い場所ですが、澄んだ空気の中で気分転換したい時の散歩にもぴったりの場所ですね。
堀越神社の祠には、ご神体に「太上神仙鎮宅七十二霊符尊神(たいじょうしんせんちんたくれいふそんしん)」という「お守り・お符の神様」が祀られています。
特に健康や家内安全などのご利益が高く、健康運アップをお願いしたい人にぴったりの神社と言えるでしょう。
・一生に一度の願いを聞いてくださる神さまの「ちんたくさん」
堀越神社には、「ひと夢祈願」という開運祈願があります。
これは願いを書いた短冊を本殿でご祈祷し、お守りのお符と一緒に入れて願いが叶うまで持ち歩くというものです。
お守り・お符の神様が祀られている、堀越神社ならではの開運祈願ですね。
事前に予約が必要な祈願なので、ご利益をいただきたい時はまず問い合わせてみてはいかがでしょうか。
まとめ
大阪には、健康運アップにおすすめの強力なパワースポットがたくさんあります。
特に神社やお寺は邪気を払う神聖な場所のため、健康運を高めて心穏やかに過ごすにはぴったりの場所ですね。
参拝した後はお守りやご符を持ち帰り、身に付けるのも健康運アップにおすすめです。
・体調不良が続いて不安な気持ちが拭いきれない…
・持病が悪化してストレスが溜まっている
・身近な人の健康祈願を行いたい
健康に不安がある時は、気持ちも滅入りストレスが溜りがちになりませんか?
今回ご紹介した健康運アップにおすすめのパワースポットへ、気分転換に訪れてみてはいかがでしょうか。