座禅は修行だけじゃない!?縁起がいいとされている理由や効果について解説!

 
座禅を組む像

修行の一環として行なわれている座禅。最近では朝活で座禅を取り入れている人も多いようです。そんな座禅は単なる修行の一つだけではありません。実は座禅をすると縁起がいいとされているのです。縁起がいい理由や効果について、座禅の基本的な知識と共にご紹介します!

座禅の基本的な意味

座禅を組む像
修行の一つとして行なわれている座禅。朝活と称して通勤通学前に座禅を行なう人も増えてきています。

そんな座禅について詳しく知っている人はあまり多くありません。座禅は縁起がいいとされている理由や効果を知る前に、まずは座禅について解説しましょう。

禅宗の基本的な修行法

座禅は本来、禅宗の基本的な修行法の一つです。
座禅はお寺で行なわれていますよね。「禅宗」と聞いて、「仏教ではないの?」と思った人もいるかもしれません。禅宗は仏教の一派で、まったくの別の宗教ということではありません。

一言で「仏教」と言ってもさまざまな宗派があります。浄土真宗や浄土宗、天台宗や真言宗など、仏教から枝分かれした宗派がたくさんあるのです。禅宗もそんな仏教から枝分かれした宗派の一つです。

ちなみに禅宗もさらに三つの宗派に枝分かれしています。座禅を組んで悟りを開こうとするのは禅宗の中でも曹洞宗(そうとうしゅう)と言います。

座禅は3つを整えることが目的

座禅にはある目的があります。それはある3つのことを整えるためなのですが、その3つは次の通りです。
調身(ちょうしん)・・・姿勢を整えること
調息(ちょうそく)・・・呼吸を整えること
調心(ちょうしん)・・・心を整えること

中でも調身は胡坐(あぐら)をかいた後、少し体を前後左右に揺らします。すると、自分が安定する一番良い姿勢がわかりますので、その姿勢を保ちます。

座禅の代表や例とされるのが達磨大師

座禅の代表や例として一番有名なのが、達磨大師です。縁起物としても有名な達磨は、実は禅宗の僧侶でした。修行の一環として座禅を組み続けたその姿を模したものが、今のだるまです。
達磨大師は人里離れた山の奥深くにあった寺にこもり、9年間も座禅を組み続けたと言われています。目の前に教えを乞うために来た僧侶が訪れても、そのことにまったく気づかなかったそうです。

座禅の詳しい歴史や正しい方法などについて記した記事があります。座禅についてもっと詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

和の心を体験する座禅!その歴史や効果ややり方・作法について解説!

座禅の効果とは

座禅を組む大きな像
最近は、通勤前の人たちがお寺に通って座禅を組むことがよくあります。座禅を組んでから仕事に向かうと、その日一日の効率が上がるのだとか。

そんな座禅の効果についてご紹介しましょう。

我慢強くなる

座禅を組むと我慢強くなります。
実際に座禅を組んでみてください。一度も座禅や瞑想をしたことがない人は、3分も持たないでしょう。さまざまなことが気になったり、顔や体がかゆくなったりして、じっとしていることが難しいと感じられる人が多いのではないでしょうか。

座禅はじっと身動きせずに同じ体勢を長時間保ち続けます。これが意外と難しいのです。「身体を動かしたい」という衝動に駆られてしまい、じっとできなくなってきます。その気持ちを抑えてじっとし続けることが大切です。

「動きたい」という衝動と上手に向き合って同じ体勢を撮り続けることができるようになると、我慢強さが身についてきます。「耐える」や「自分自身と向き合う」ということが上手になるのですね。

我慢強さは仕事では大きなプラスになります。例えば、自分の意見を言いたいけれどまず相手の意見や言い分に静かに耳を傾ける、ということができるようになるのです。

心が穏やかになる

座禅を組むと心が穏やかになるという効果も得ることができます。
座禅や瞑想をしてみるとわかりますが、さまざまな感情が湧き上がってきます。それらの感情の多くは苛立ちだったりもやもやした気持ちだったりするでしょう。あなたが知らない間に心の底に溜めたネガティブな感情が外へ出ていこうとしているのです。

座禅を続けていると、このような一時的に自分の中に抑え込んだネガティブな感情が外へ押し出されていきます。すると、精神的な重荷がなくなって心が穏やかになります。

心が穏やかになると、嬉しいことや楽しいことが見つけやすくなります。仕事はもちろん、人生そのものも楽しく感じられるようになるでしょう。

冷静さを保ち続けられるようになる

座禅を日常生活に取り入れると、冷静さを保ち続けられるようになります。
座禅は自分と向き合うことでもあります。自分自身と向き合うことで、自分自身を知り、感情のコントロールができるようになるのです。自分を楽しませたり、心を安定させたりする方法がわかるようになる、ということです。

感情のコントロールができるようになると、どんな時でも冷静さを保ち続けられるようになります。一時的な激しい感情に振り回されるということがなくなるのです。

日常生活で冷静さを保ち続けられるようになると、困難な状況やトラブルに巻き込まれても、抜け道や解決方法を見つけることが容易になります。人生そのものも生きやすく感じられるようになるでしょう。

座禅が縁起がいいとされる理由

達磨大使
座禅が縁起がいいとされるのには、どのような理由があるのでしょうか。

座禅は修行の一環ですから、縁起とは関係がないように感じられますよね。

そんな座禅と縁起の関係について調べましたので、ご紹介しましょう。

達磨大師が有名だから

座禅が縁起がいいとされる理由の一つに、だるまが関係しています。
合格祈願や願い事をする時、だるまに目を入れるということをしますよね。そして、その願いや目標を達成できたらだるまのもう片方に目を入れます。

これは、達磨大師が9年という途方もない歳月をかけて座禅を組み、悟りを開くという願いを叶えたことに由来しています。だるまに願掛けをすることで、自分も目標が達成できるまで達磨大師のように我慢強く、粘り強く取り組むことができるようになると考えられているのです。

だるまは達磨大師の座禅を組んでいる姿を模して造られたものです。そのだるまや達磨大師と同じ座禅を組むことで願いが成就されると考え、座禅そのものは縁起がいいとされているのです。

徳の高い高僧が行なう修行だから

座禅は徳の高い高僧が行なう修行だから縁起がいい、という考え方もあります。
徳の高い高僧は、何時間座禅を組んでも苦痛に感じることがありません。そして座禅を組めば組むほど、仏教の本来の目的でもある悟りを開いて仏と同じ場所へ行くことができるのです。

そんなありがたい高僧が行なっている座禅という修行をすることで、自分自身もまた仏様に近い存在となる、という考えが定着しました。そこから、座禅は縁起がいいとされるようになったとも言われています。

座禅をするとどんな縁起のいいことが起こるの?

光さす道
座禅をするとどんな縁起のいいことが起こるのでしょうか。

座禅で得られる縁起がいい効果についてご紹介しましょう。

良縁に恵まれる

座禅を組むと良縁に恵まれるという縁起のいい効果があります。
人間関係で大切なのは、あなた自身の穏やかさです。いつもピリピリしている人と仲良くしたいと思う人はいないでしょう。

座禅を組むと自分自身の感情をコントロールできるようになります。その結果、いつも穏やかな雰囲気を醸し出せるようになるのです。穏やかな人にはたくさんの良縁が引き寄せられてきます。

恋愛面ではもちろん、友人関係でも良縁に恵まれるようになるのです。

仕事運がアップする

座禅は仕事運をアップしてくれる、という嬉しい縁起のいい効果もあります。
仕事は人間関係が大きく影響します。良い人間関係を築くことができれば、仕事もそれだけ順調になるということです。

座禅を組むことで対人関係でも穏やかさや冷静さが良い効果をもたらしてくれます。相手の立場に立った考え方や、最後まで相手の話を聞くということができるようになるのです。すると、あなたを信頼する人が多く集まってきます。

仕事関係での人間関係が大変良くなるので、それに比例して仕事運もアップするのです。

まとめ

座禅は自分自身を見つめる最高の修行と言えるでしょう。営業などのような人と会うことが多い仕事をしている人は、座禅を朝活の一環として取り入れることがよくあります。それは、座禅が対人関係や仕事に良い効果をもたらしてくれると知っているからです。

座禅は単なる修行だけではなく、あなた自身の運気も高めてくれるという縁起のいい効果をもたらしてくれます。毎日5~10分間の座禅を日常生活に取り入れることで、あなたの運気も上昇していくでしょう。

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