7月と言えば七夕を思い浮かべる人も少なくないかと思います。巷では「七夕婚」というものがあり、近年は注目を集めています。女性目線で言えばとってもロマンティックな気がするけれど、果たしてその実態はどうなのか?七夕婚についてまとめてみました。
もくじ
七夕伝説
七夕のルーツは、中国伝来の七夕伝説(星伝説)にあります。かいつまんで紹介すると……
「天の川の西岸に住む機織りの名手・織姫と、東岸に住む働き者の牛使い・彦星が、織姫の父親である天帝のすすめで結婚したところ、仲睦まじくするばかりで二人とも全く仕事をしなくなってしまいました。
これに怒った天帝が、天の川を隔ててふたりを離れ離れにしましたが、今度は悲しみに明け暮れるばかりで働かなくなってしまいました。
そこで、仕事に励むことを条件に七夕の夜に限って再会することが許され、七夕になると天帝の命を受けたカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度、再会するようになった」というお話しです。
年に一度の逢瀬から、七夕のメインテーマは恋愛だと思われがちですが、ふたりが引き裂かれ再会に至る経緯に、七夕の本意があらわれています。
仕事をしなくなったからという理由は少し意外でした!
「恋は盲目」というのはいつの時代も同じなのですね。
七夕婚、賛成派?反対派?
ゴールイン間近のカップルのみなさん、2人の入籍記念日や結婚式の日取は決まりましたか?
ある結婚情報誌の調べによると、結婚記念日は
•第1位 10月10日 (旧体育の日)
•第2位 11月22日 (いいふうふの日)
•第3位 7月7日 (七夕の日)なんだそうです。やはり覚えやすい日や縁起のいい日が人気があるようですね。その中でも7月7日の七夕の日は出会いの日ということで、各地で婚活イベントや結婚披露宴が盛んに催されます。
ですが、七夕に関わる神話を調べて見ると、遊んでばかりいてちっとも仕事をしない夫婦に神様が怒って2人を引き離し、1年に1度だけ会うことを許した日が7月7日の夜というお話で、縁起のいい日としては何ともビミョーですね。
それでも第三位にランクインとは人気が高いということなのでしょう。
覚えやすい日にちなので旦那様も忘れない!
七夕を結婚記念日にすれば、わざわざ結婚記念日を覚えようとしなくても自然と覚えることができる。もしかしたら、あなたが忘れていても、身近な人から「今日は結婚記念日ですね!おめでとうございます」なんて言葉をかけてくれるかもしれません。
(旦那様が結婚記念日を忘れて奥様に激怒されている友達夫婦の話はよく耳にしませんか?(笑))
しかも、まわりにも憶えていてもらえるというのも保険になるかも・・・?
けれど、そんなことより、とってもロマンティックで素敵だなと女子目線では思ったりしますよね♪
七夕婚の演出いろいろ
将来こんな結婚式を挙げてみたいとぼんやり思っている方、ぜひ参考にしてみてください。
星のウエディングケーキ
満点の星空
あまり「七夕婚」というワード自体を気にかけたことがなかったのですが、
こうして調べてみるととても楽しそうですよね!特に結婚式は自分たちだけなく、来ていただくゲストの方にも楽しんでもらえることがとても重要だと思います。
そういう意味では、七夕婚はエンターテインメント性の高い式ができそうですね。
昨今、婚姻数も減少し結婚式を挙げる人も少なくなっているとよく耳にしますが、
人生に一度きりの結婚式、結婚する二人も、そして来ていただくゲストの皆さんにとっても、
印象的な式にしてみるのはいかがでしょうか・・・?♪