最近では、金運アップのために財布にお守りや縁起物を入れているという人も増えてきました。
お守りの効果でお金に恵まれれば、生活の不安もなくなりますし、好きなこともできます。ぜひそのご利益にあやかりたいものですね。
しかし、ただ財布にお守りを入れただけでは効果が期待できません。そのあとのお守りや財布の扱いかたも大事になってくるのです。
ここでは、「お守りを財布の中に入れるときの注意点」や「お守りを入れる財布の扱いかた」などを解説しています。それから、「お守り以外で財布に入れられる金運アップアイテム」も紹介します。
お守りや財布をきちんと扱って、しっかりと金運アップしていきましょう。
もくじ
金運アップのお守りを財布に入れてもいい?効果はある?
そもそも、お守りを財布に入れておくのは正しいのでしょうか?そして、本当に金運は上がるのでしょうか?
そのあたりの気になる疑問を解説していきます。
金運アップのお守りは財布に入れると効果アップ
金運アップのお守りを財布に入れておくのは、いいこととされています。
なぜなら、お守りはその種類によって、関係の深い場所におくのが最も効果が高いといわれているからです。金運アップのお守りであれば、お金のお家ともいえる財布に入れておくのは正しいといえますね。
また、お守りはつねに身につけることで効果が発揮できるという点でも、財布は適しています。
昔の人はお守りを首からぶら下げたり、胸の近くのポケットに入れたりしていました。しかし、現代の服装ではそういった形で身につけるのは難しいので、よく持ち歩く財布に入れておくのはいい方法です。
お守りはご利益を信じることで効果がある
続いては、「金運アップのお守りを財布に入れたら、本当に金運が上がるのか?」という疑問です。
実はお守りが力を発揮するためには、ある条件が必要です。その条件とは、「持ち主がそのご利益を信じていること」。
自分が持っているお守りには「必ず効果がある」と信じましょう。その効果をポジティブに信じていれば、少しずつ行動が変わってくるはずです。
「このお守りがあるから大丈夫」という気持ちでいれば、何か前向きなことをやろうと思ったり、落ち着いて行動できたりします。そういったことが積み重なった結果、本当に金運が上がっていくのです。
逆に効果をうたがっていると、ご利益がないばかりか、ネガティブな気持ちが影響して知らない間にお金を使ってしまうなんてことも起こりがちです。
お守りを信じることで人間の無意識に影響して、よい方向に変わっていきます。過去にお守りを持っていたけど何も変化がなかったという人は、今度から100%信じてみてはいかがでしょうか。
お守りを財布の中に入れるときの注意点は?
お守りを財布に入れておくと、金運を高められるということはわかりました。
しかし、これから紹介するようなことに気をつけないと、せっかくのご利益も期待できません。お守りの力を発揮してもらうために、一つずつ確認していきましょう。
つねに持ち歩く財布に入れておく
先ほど説明したように、お守りというのはつねに持ち歩いて意識することで効果が高まります。
あまり持ち歩かない財布に入れておいてもお守りのご利益が受けとれませんので、よく使う財布に入れておきましょう。
もし財布が小さかったり、お守りのサイズが大きかったりする場合は、バッグに入れておくのもおすすめです。
お守りを大切に扱って感謝する
お守りは神様の依り代(よりしろ)です。依り代とは神様が人間界に現れるときにのりうつる場所のことです。例えば神社なんかは大きな依り代といえます。
つまり、お守りは小さな神社と考えることもできます。そんな神聖なものですから大切に扱うことが大切です。
お守りを入れる財布はきれいな状態を保って、清らかな場所にしておきましょう。また、財布をお尻のポケットに入れたりしないように気をつける必要もあります。神様にお尻を向けることになれば、バチ当たりです。
それから、お守りに宿った神様に日ごろから感謝することも大切。お守りとは文字どおり、守ってくれる存在です。金運アップのお守りも、お金の災難がないように守ってくれています。
何ごともないように見えても、実はお守りのおかげで、よけいなお金が出ていかずに済んでいるのかもしれないのです。
複数のお守りを財布に入れるのはよくない
大切に扱うという意味では、お守りを何個も財布に入れておくのもあまりよくありません。1つ1つのお守りを大事にできないからです。先ほども説明したように、お守りを大切にして感謝することが大切です。
また、ごくまれに相性の悪いお守りがある、という理由もあります。基本的には、複数のお守りを一緒に持っていても、神様どうしがケンカするようなことはありません。
しかし、神社や宗派によっては、一緒に持ってはいけないと決められているお守りもあります。そういった決まりがわからない場合は、むやみに何個も持たないほうがいいかもしれません。
話をまとめると、お守りは自分が意識できる数に。できれば少数にとどめたほうが、かえってご利益を授かることができるといえるでしょう。
1年経ったお守りは神社やお寺に返納する
お守りに有効期限はありませんが、1年ほどで効果が薄れてくるといわれています。古いお守りは、いつまでも財布に入れておかず、神社やお寺に返しましょう。
年末年始になると、神社やお寺には、古いお守りやお札を入れる箱が設置されます。そういった箱に古いお守りを入れて、おさい銭を納めます。
神社で授かったお守りは神社へ、お寺で授かったお守りはお寺へ返すのが決まりですので、その点は気をつけましょう。
お守りを入れる前にチェック!金運アップのための財布の扱い方
そもそも金運をアップするためには、お守りを入れる以前に財布やお金の扱いかたも大事になってきます。そのあたりのポイントを確認していきましょう。
財布の中をキレイにしておく
先ほども説明したように、お守りを入れる財布はきれいな状態を保つことが大切です。
ゴミやレシート、クーポンなどいらない物はすぐに捨てるようにしていきましょう。仕事でレシートや領収書などを取っておかないといけない場合は、領収書用のポーチを用意しておくのも一つのやり方です。
また、カードなども使わないものを抜き取って整理しましょう。
こうやって財布を整理すること自体にも、金運アップの効果があるとされています。いろいろな物がたくさん入った財布は、お金の入るスペースがなくなってしまうからです。
しかしつねに整理しておくと、お金が入ってくるようになるのです。
必ずお札を入れておく
落とすのが不安だから最低限の金額しか入れないという人もいますが、財布には多めの金額をいれておきましょう。
「お金はさみしがり屋だからすでにお金のあるところに集まる」といわれています。充分なお金を持っている人が、さらにお金を持つようになるのは、そういったこともあるのかもしれません。
少し多めに入れておくことで、財布を大事に扱うようになったり、予算の管理ができるようになったりするというメリットもあります。
財布の中にいくら入っているか覚えておく
お金をたくさん貯めている人や、儲かっている人には、お金を大切に管理しているという特徴があります。細かく管理しているからこそ、お金が貯まるのだといえるでしょう。
それにならって、財布の中の金額はつねに覚えておきましょう。いくら入っているのかわかると、ムダ遣いもなくなります。
お札の向きはそろえる
お金はさまざまな人のエネルギー(気持ち)を抱えているといわれています。お会計するときに「ありがとう」と思ってはらう気持ちや、お金をもうけようという野心などはそうですね。
お札の向きを上下・裏表そろえておくと、そういったエネルギーが整えられて金運アップに効果があるとされています。
そろえるときは裏・表を同じ向きにしましょう。そして、上下は好きなほうでかまいません。
上向きにすれば、「お金は出ていくけど、また気持ちよく帰ってきてくれる」といいます。つまり金回りがよくなるということです。
下向きにすれば、「お金が出ていくのを防げる」といわれています。お金を貯めたい人にはぴったりですね。
お札と小銭は別で持つ
古代中国で生まれた陰陽五行説という思想では、お札は“木”、小銭は“金”のエネルギー(気)を持つとされています。
この2つの気は相性がよくないとされているので、できるだけ別の場所においたほうがいいようです。できるなら財布とは別で小銭入れを持つといいでしょう。
お守り以外にもある!財布に入れる金運アップのアイテム
ここまでは、神社やお寺でもらうようなお守りについて紹介してきましたが、お守り以外にも金運アップができるアイテムはあります。
ここからは、そういったアイテムを紹介していきます。
種銭
“種銭”とは文字どおり種になってくれるお金。
植物の種をまくと芽が生え、茎や葉が育ちます。それと同じように、種銭を財布に入れておくと、お金が増えていくといわれています。
特別なお札やコインなどは必要なくて、普通のお札を種銭にできます。ただし、絶対に使わないことがルールです。使わずにずっと財布に入れておくことで、仲間のお札を呼ぶといわれています。
一万円札など少し多めの種銭にすることで、より金運がアップします。
パワーストーン
石をご神体とする神社などがあるように、昔から天然の石にはパワーがあるとされています。そんな力のある石を気軽に身につけられるのが“パワーストーン”です。
なかでも金運アップに効果があるとされているのが、“ルチルクォーツ”や“タイガーアイ”といった種類の石。こういった石を財布に入れているという経営者の人も多くいるようです。
カエルの縁起物
お金がカエル(返ってくる)といった意味から、縁起物として人気のある“カエル”のグッズ。風水でも幸運の生き物とされていて、財運をアップとさせるといわれています。
財運が貯まる場所といわれている財布に、カエル型のお守りやグッズを入れておくのもいいですね。
招き猫の縁起物
先に紹介したカエルと同じように、“招き猫”も縁起物として有名です。
なぜそういわれるようになったのか今でははっきりとしませんが、ネズミを退治してくれる猫は、昔から幸運の動物とされていました。
その他にも、偉い立場の人が偶然通りかかったお寺の前で猫の手招きに従って中に入ると、雷に打たれないで済んだという言い伝えなどもあります。
ちなみに、招き猫は左右どちらの手をあげているかでご利益が違います。金運やお金を招くといわれているのは、右手をあげている招き猫です。
財布に入れるお守り・縁起物をネット通販で選ぶなら
この記事を読んでくださっている人の中には、これから金運アップのお守りや縁起物を選んでみようと思っている人もいるかしれません。
しかし、実際にどういった物を選んだらいいのかわからない場合もあるのではないでしょうか。
そこで最後は、「例えばこんな物があるよ」というかたちで、ネット通販で手に入る金運アップのお守りやグッズを紹介したいと思います。
迷ったときは、紹介した中で直感的にいいと思ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
神社で祈願済みのカード型お守り
まず紹介するのは、神社で祈願済みのカード型のお守り。
カード型なら財布に入れられて、神社で祈願済みであれば、お守りとしてのご利益もあります。
このお守りを授与している白崎八幡宮の大神様と、関西では商売繁盛の神様として有名なえびす様の魂が入っています。
財布に入れるパワーストーン
金運を呼び込むパワーがあるといわれている“ルチルクォーツ”という石。それから、悪い気を持ったお金を浄化するといわれている天然の水晶。この2種類の石がセットになったものです。
アクセサリーになったものだと財布には入れづらいのですが、こういった小さなパワーストーンそのものだとサイズ的にも問題なく財布に入ります。
招き猫・カエルのガラス製お守り
財布にも入るサイズのガラス製の縁起物です。
招き猫やカエルの他にも、大金をつかむという意味の鯛の形をしたものもあります。
手作りで味わいがあって可愛らしいので、プレゼントにもいいかもしれません。
まとめ
金運アップのお守りは、つねに持ち歩く財布に入れておき、ていねいに扱いましょう。お守りの力を信じることや、お守りに感謝することで、ご利益を授かることができます。
お守りを入れる前に、財布の扱いかたに気をつけることも金運アップのポイント。例えば、財布の中をつねにきれいな状態にしておくことや、お札の向きをそろえておくなど、できることからやっていきましょう。
そして、金運を高められるものはお守りだけではありません。種銭やパワーストーン、カエルや招き猫の縁起物などは、財布に入れておけるアイテムとして人気があります。
こういったお守りや縁起物は、効果を信じて大切に扱うことが大切です。そうすることで、やがて出費が減ったり、お金が入ってきたりして、より金運も上がっていくでしょう。