縁起の良い夢・悪い夢の話があるのは、多くの方が御存じだと思います。ヘビの夢を見た!火事の夢を見た!と夢の内容は多岐にわたると思いますが、夢にはどんな意味があるのでしょうか?今回は、縁起の良い夢・悪い夢について詳しくご紹介していきます。
もくじ
縁起の良い夢・悪い夢
悪い夢を見た!と思っても実は縁起の良い夢だったりしているかもしれません。逆に、良い夢を見た!と思っても縁起の悪い夢かもしれません。
占い的な要素がありますが、縁起の良い夢・悪い夢を知って縁起担ぎをしてみましょう。それでは、夢にまつわる話をご紹介していきます。
夢には種類がある
あなたが普段見ている夢は8つの種類に分類されます。
「正夢(まさゆめ)」
「逆夢(さかゆめ)」
「吉夢(きちむ)」
「凶夢(きょうむ)」
「予知夢(よちむ)」
「警告夢(けいこくむ)」
「願望夢(がんぼうむ)」
「不安夢(ふあんむ)」
の8つです。
初夢はいつ見る夢のこと?
一般的に、新年を迎えてから初めて見る夢のことを初夢という人もいますが、具体的にはいつ見た夢のことを初夢と言うのでしょうか。
実は初夢を見る日付については時代によって考え方が異なります。文献の中で最初に初夢について書かれたのは鎌倉時代だと言われています。
この頃は暦上の新年とはあまり関係がなく、節分から立春の夜に見る夢のことを初夢と呼んでいました。
その後、少しずつ暦上の元旦を新年の始まりとする考えが定着し始め、江戸時代の頃には「大晦日から元旦」「元旦から2日」「2日から3日」の3つの説が出てきました。
しかし江戸時代後期には、書き初めや初商いなど多くの新年の行事が2日に行われたことから「2日から3日」という考えが主流になりました。
そして明治時代に改暦が行われ、「元旦から2日」と考える人が多くなりました。
よって、現代では「元旦から2日」にかけて見る夢のことを初夢だと考える方が多いようです。
初夢で縁起が良い夢・悪い夢
縁起の良い夢
富士:高い目標や出世の象徴。「無事」と掛けている。
鷹:行動力、開運の象徴。「高い」と掛け、運気上昇を象徴。
なすび:事を「成す」。初物のなすが値段の高いことから。
扇:末広がりで、開運・発展の象徴。
煙草:上に上がる煙から、運気の上昇を象徴。
座頭:座頭とは、琵琶法師のイメージどおり、盲目の僧や按摩師。
座頭もなすも「毛がない」→「怪我無い」と掛け、家内安全を象徴。
葬式(葬礼):逆夢の一種で、自分自身や現状の悪い点・嫌な点がなくなり、新しい良い状況が生まれることを暗示すると言われる。
雪隠:トイレのこと。夢占いでは、特に金運に良い暗示と言われる。
火事:これも逆夢の一種で、思いがけない幸運の暗示と言われる。
糞:便、大便、排泄物の夢は不快ではありますが、金運アップの暗示と言われています。
火事の夢は縁起の良い夢
火事の規模が大きい
⇒燃えている規模が大きいほど吉夢勢いよく燃える
⇒火の勢いが強いほどいい方向にパワーが発揮される火傷を負う
⇒仕事・勉強面での成功火事の中から人を救う
⇒隠れた才能が開花する自分の家が燃える
⇒家族の幸せ・繁栄を表す
実際に火事にあったら大変な事なのに、夢では縁起の良い話でした。
縁起の悪い夢
逆に縁起の悪い夢は、単純に人が亡くなるなど怖い夢のことを言います。
追いかけられる、崖から落ちるなどの恐怖体験の夢はあまり良くないと考えられています。
ちなみに縁起が悪い夢を見た時には、翌日の午前中のうちに人に話すと難を逃れると考えられています。
縁起の良い夢を見る方法
・七福神と宝船の絵を枕の下に敷いて寝る
七福神を乗せた宝船の絵を用意し、それを枕の下に敷いて寝ると良い夢が見られる。
これは古く室町時代から伝わるおまじないだそう。さらにその紙の裏には 悪夢を食べるという空想上の獣である「獏」という字を書いておくと更に良く、もし悪夢を見ても獏が食べてくれるのだそうです。
まとめ
そもそも夢をあまりみないという方は「縁起の良い夢を見る方法」を参考に夢を見てみましょう。
縁起の良い夢をたくさん見て、福をよせてみてはいかがでしょうか?