白いナマコは縁起物ってご存知でしたか?その生態や理由についてご紹介!

 
なまこ

お酒のおつまみなどで食べる人が多いナマコ。あの姿から苦手という人も多いかもしれませんね。ナマコの多くは黒や茶色をしています。ですが、白いナマコがあるのをご存知でしょうか?大変希少価値があって縁起物とされているのですが、その生態や理由についてご紹介します。

ナマコの生態や白いナマコが生まれる理由

なまこ
ナマコはお酒のおつまみで食べられることが多い海の軟体生物です。見た目から苦手だという人も多くいます。

そんなナマコの生態や縁起物とされている白いナマコについてご紹介しましょう。

ほとんどのナマコは茶色をしている

水族館やテレビなどで登場するナマコの色を思い浮かべてみてください。そのほとんどが黒や茶色をしていますよね。

実は、ナマコのほとんどは黒や茶色のような暗い色をしています。これは、保護色という理由でこのような色をしているのです。

ナマコはぷよぷよした身体をしているので、海の生き物に攻撃されると自分自身を守ることが難しいという特徴があります。そこで、あらかじめ攻撃されないように隠れて暮らしているのです。

ナマコの多くは岩陰や海藻が密集した場所に生息しています。そのあたりの色はほとんどが茶色や黒っぽいですよね。そこに溶け込むようにすることで、敵から襲われることを回避しているというわけです。

白いナマコが生まれるのは10万匹に1匹

ほとんどのナマコは黒や茶色をしているというのはわかりました。ですが、ごくまれにですが、白いナマコが生まれることがあります。

その確率は10万匹に1匹。とても少ない確率ですよね。白いナマコを見たことがない、または白いナマコの話なんて聞いたことがないという人もいるかもしれません。それは、めったに現れないからなのです。

白いナマコは縁起物として大変希少価値があります。その理由も10万匹に1匹しか生まれないということから、大変珍しいとされ、縁起物とされるようになったのです。

白いナマコが生まれるのは遺伝情報の欠損

ほとんどのナマコは黒や茶色をしています。ですが、突然白いナマコが生まれるのはどうしてでしょうか?それは遺伝情報の欠損が原因です。

ナマコの遺伝子には、身を守るために黒や茶色の姿になるという情報が組み込まれています。自分の身を守って子孫を残すことが、生きていく中でもっとも大切ことです。途中で食べられてしまったら、子孫を残すことはできません。その目的を達成するためにも、ナマコの遺伝子には、黒や茶色の姿になって生まれるという情報が組み込まれているのです。

ですが、この遺伝情報がうまく機能しないことがごくまれにあります。ホワイトタイガーと呼ばれる白い虎を見たことがありませんか?虎はその多くが黄色に黒の縞模様です。ですが、ホワイトタイガーと呼ばれる虎は白地に黒の縞模様という姿をしています。これも遺伝情報の欠損が原因です。

白いナマコもこれと同じです。身を守るために黒や茶色になるという情報がうまく機能せず、真っ白なナマコとして生まれてきてしまったのです。

白いナマコの味とは?

日本食
白いナマコは他の黒や茶色のナマコと同じように食べることができます。遺伝情報に欠損があっただけで、特に白いナマコだけに毒があるということはないのです。

それでは白いナマコはどのような味がするのでしょうか?実際に食べてみたことがある人がいたようです。その情報について詳しく調べてみましたので、ご紹介しましょう。

他のナマコに比べて柔らかい

通常の黒いナマコや茶色いナマコは、歯ごたえがあってコリコリした食感があるのだそうです。その食感を楽しむために食べている、という人もいるくらいです。

ですが、白いナマコは通常のナマコに比べて食感がかなり柔らかいのだとか。他のナマコにあるコリコリした食感はあまり感じられず、軽く噛んですぐに飲み込めるくらいの柔らかさがあるそうです。

白というと何となく「柔らかい」というイメージがありますよね。白いナマコはそんな「白」のイメージを壊さず、柔らかいボディをしているようです。

味がまろやかでクリーミー

白いナマコには他のナマコにはない、もう一つのある特徴があります。

それは味がまろやかでクリーミーだということです。噛んだ時にナマコの味が濃くて大変クリーミーでおいしいという感想が上がっています。通常の黒や茶色のナマコよりも何倍もおいしく感じられたのだとか。

「白」という色のイメージから想像すると、味がしないか薄いと思いがちですが、実際にはそのようなことはないようです。

白いナマコを見ることができる場所

水族館の魚の群れ
白いナマコは10万匹に1匹しか現れない、大変希少な生き物です。ですが、その分、縁起物として大変重宝されています。

そんな白いナマコを一目見たいと思う人も大勢いるでしょう。見るだけで縁起物の効果やご利益を得ることができそうですからね。

白いナマコは実は3つの施設で見ることができます。その場所や詳しい情報を調べましたので、ご紹介しましょう。

魚津水族館

縁起物の白いナマコが見られる場所の一つ目は、「魚津水族館」です。富山県朝日町横尾の河口近くで白いナマコが発見されました。白いナマコが日本で発見されたのは6例目だったそうです。その後、魚津水族館がこの白いナマコを譲り受け、現在も展示されています。

白いナマコはめったに発見されないため、その姿を一目見ようと多くのお客さんが押し掛けたそうです。現在も白いナマコを見ることはできます。

場所:〒937-0857 富山県魚津市三ケ1390
電話:0765-24-4100(受付時間 8:30~17:30)
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般(高校生以上)760円/小中学生 420円/幼児(3歳以上)100円
ホームページ:http://www.uozu-aquarium.jp/

渋川マリン水族館

岡山県倉敷市の漁場で、漁師さんが底引き網を引き上げてみると、その中に白いナマコを発見。「みんなが喜んでくれれば嬉しい」と、渋川マリン水族館に寄贈されました。

体長は10センチほどですが、寄贈された水族館の水槽の中で、白ナマコは元気に泳いでいるそうです。縁起物の珍しい白いナマコが見たいと、多くの人たちが訪れています。

場所:〒706-0028 岡山県玉野市渋川2丁目6-1
電話:0863-81-8111
時間:9:00~17:00
料金:大人(中学生を含まない15歳以上)500円/小人(5~15歳の中学生)250円
ホームページ:https://www.city.tamano.lg.jp/site/kaihaku/

京都水族館

京都水族館でも、白いナマコが展示されています。今年のお正月には、Twitterにて京都水族館さんが縁起物の白いナマコの画像をアップされました。これがさらに注目を集めることに拍車をかけたようです。

場所:〒600-8835 京都府京都市下京区観喜寺町35−1
電話:075-354-3130(受付時間 10:00~18:00)
時間:10:00~18:00(入館は17:00まで)
料金:大人 2,050円/高校生・大学生 1,550円/小・中学生 1,000円/幼児(3歳以上)600円
ホームページ:https://www.kyoto-aquarium.com/

まとめ

ナマコは見た目がとてもグロテスクで、苦手という人多い生き物です。ですが、「白いナマコになら話は別!」という人も多いのではないでしょうか。それだけ縁起物として広く知れ渡っているということです。

縁起物の白いナマコは、期間限定で展示されることが多くあります。水族館などで白いナマコが展示されるという情報を入手した場合は、まずは水族館に確認を取ってみてください。その方が確実に白いナマコを見ることができるでしょう。

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