初鰹は普通の鰹に比べて縁起がいい?その理由や由来について大解説!

 
かつお

昔から多くの人が好んで食べる初鰹。とってもおいしいですよね。実はこの初鰹は他の鰹に比べて縁起が良いと言われています。どうして初鰹だけが縁起物と言われているのでしょうか。そこには古くからの考え方や文化が関係していたようです。初鰹の時期と合わせてご紹介します。

初鰹(はつがつお)って何?

かつおのたたき
そもそも初鰹とはどういう鰹のことなのでしょうか?「初めて食べる鰹のこと」でしょうか?それとも初鰹と呼ばれる時期や期間があるのでしょうか?

まずは初鰹と呼ばれる鰹についてご紹介しましょう。

初鰹と普通の鰹は取れる時期が違う

初鰹と鰹の違いは、簡単に言うと「取れる時期が違う」ということです。

1年の中で鰹が取れる期間は3月から10月までの8か月間です。1年のうち約3分の2の期間で鰹が取れるということになります。

ですが、初鰹と呼ばれる鰹は、この8か月間の中でも特に限られた期間に取れる鰹のことを指しています。また、現在はさらに地域も限定されて「初鰹」と呼ばれることが多くなっています。

初鰹と呼ばれる厳密な時期

初鰹は、本来はその土地で初めて水揚げされた鰹を「初鰹」と呼びます。各地で初めて鰹が水揚げされるのは3月から5月の間ですから、この間に取れる鰹が「初鰹」ということになります。

ですが、現在は期間はもちろん、地域も限定されて呼ばれることが多くなっています。高知県で3月頃に鰹が水揚げされます。この高知県でその年に初めて水揚げされた鰹を「初鰹」と呼びます。

初鰹が縁起物と言われる理由

かつお
初鰹が縁起物と呼ばれるのはどうしてなのでしょうか。そこには昔ながらの文化や言い伝えなどが関係しているようです。

初鰹が縁起がいいとされている理由や由来について調べましたので、ご紹介しましょう。

「初物」と「勝男」の語呂合わせ

初鰹が縁起物されているのには、二つの理由が挙げられます。

その一つは「初物は縁起がいい」とされていたということです。その年の初めてのものを食べると、運気が上がって幸運が訪れるという考え方がありました。どんなことでも「初めて=1番」は幸運に恵まれるという考え方があったのです。

また、鰹には「勝男」という当て字がありました。「勝」という字も大変縁起がいいですよね。どんな困難にも打ち勝つという意味が込められています。

初鰹はどんな状況でも負けないで打ち勝ち、一番になるという意味が込められていた為、縁起がいいとされていたのです。

江戸時代では大変貴重で高価だったから

江戸時代では鰹は大変貴重で高価な魚でした。なかなか庶民が食べることはできなかったのです。

その中でも特に初鰹は人気が高かったということもあり、他の時期に売られる鰹よりもずっと値段が高かったと言われています。そのため、特別な時にしか食べられない食材だったのです。

普段はなかなか口にすることができない鰹。その中でも特に根が張った初鰹を食べることで、「初鰹が毎年食べられるくらい裕福になる」という考えが根付きました。そこから、初鰹は縁起がいいとされるようになったのです。

活きがいいので長生きすると言われていた

初鰹は他の時期に水揚げされる鰹に比べ、脂がのっていて活きがいいのが特徴です。そのような活きがいい魚を食べると長生きすると言われていました。

活きのいい鰹を食べることで、その鰹に宿っている強い生命力やエネルギーを受け取ることができる、と考えていたのですね。それが人間にとっての寿命に変わって長生きできると信じられていたのだそうです。

「初物七十五日」という言葉があります。これは、その年の初物を食べると75日寿命が延びるという意味です。「たったの75日?」と思う人もいるかもしれませんね。ですが、当時は75日寿命が延びるということはとても大きなことだったのです。現在のように医学も発達していませんでしたから、1か月以上寿命が延びるだけでもありがたいことだったのですね。

「初物」が好きだったから

「初物」が好きだったからという昔の文化も、初鰹は縁起がいいとされている理由に挙げられます。

昔から日本では、その年に初めて採れた野菜や水揚げされた魚には強いパワーが宿っていると考えられていました。そのパワーを体内に取り込むことで、生きる力が強くなったり運気が上がったりすると言われていたのです。

また、江戸時代には初物を食べて自慢するということが流行っていました。中でも鰹は大変人気の高い魚でしたから、誰よりも初鰹を食べて自慢することで、「一番乗りで食べたからきっといいことがある」と考えていたのです。

初鰹の縁起物としての効果とは

走る人
初鰹の縁起のいい効果にはどのようなものがあるのでしょうか。

由来やその名前からある程度の縁起のいい効果は想像できるかもしれませんね。

初鰹の縁起物としての効果についてもまとめましたので、ご紹介しましょう。

勝負強くなる

初鰹を食べると勝負強くなるという縁起のいい効果があります。

これは「鰹=勝男」という語呂合わせと「初=一番」という考え方が合わさっているからです。困難や勝負に打ち勝って一番になるという意味が込められているのですね。

特に受験生になったばかりの学生さんや就職試験を控えている人たちの中には、初鰹を食べる人が多いのだとか。試験に打ち勝って希望の学校や会社に勤めることができるように、との願いが込められているのです。

また、賭け事にも強くなるとも言われています。宝くじを購入する前やした後に初鰹を食べると、運気が上がって高額当選がしやすくなる、という縁起のいい効果が得られるでしょう。

全体的に嬉しいことが増える

初鰹には全体的に嬉しいことが増える、という縁起のいい効果もあります。

特にあなたが一番望んでいることが現実の形になるという効果が大きいでしょう。出会いを求めている人は出会いのチャンスが増えるでしょう。欲しいものがある人は、手に入れるための方法や可能性が大幅にアップします。

また、小さな幸せも多くなります。日常生活の中でちょっとした嬉しい出来事が増えるのです。嬉しい気持ちや喜びは、更なる幸運を引き寄せる呼び水になります。その幸運がどんどん大きくなって、大きな幸運を引き寄せる力になっていくのです。

健康運がアップする

縁起物の初鰹は、健康運がアップします。

昔から初鰹を食べると寿命が延びると言われていました。これは初鰹は他の時期に水揚げされる鰹に比べて、健康に良いとされる成分が多く含まれているからです。昔の人が言い伝えとして信じていたことは、あながち単なる迷信ではないということですね。

初鰹を食べると1年は病気になりにくくなるとされています。疲れやすいと感じたり、風邪を引きやすいと思ったりしている人は、初鰹を食べることをお勧めします。実際の肉体的な健康だけでなく、健康運そのものもアップしていくでしょう。

まとめ

初鰹は昔から大変人気の高い魚でした。それは今も昔も変わりません。そこには、古くからの言い伝えが関係していたのです。

昔から伝わっている由来や理由は単なるお話ではありません。身体に良いなどのようなはっきりした根拠のある理由もあります。

鰹はもともと身体に大変良いとされている魚です。その中でも特に初鰹はその栄養素が高いという特徴があります。ぜひ身体のためにも初鰹を食べてみてくださいね。

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