「素敵な出会いがほしいなぁ…」「片思いしているあの人と結ばれたい.…」
こんな思いで縁結びのお守りを持つ人は多いのではないでしょうか。
また、現在お付き合いしている人も「彼と結婚したい、もっと仲良くなりたい」といった思いで持つこともあるでしょう。
しかし、ここで気をつけなければいけないのが「縁結びのお守りを持つだけで効果が出るとは限らない」ということ。お守り本来のパワーを発揮してもらうためには、正しい持ちかたや扱いかたをするのが大切です。
ここでは、「効果がアップする縁結びのお守りの持ち方」、「縁結びのお守りを持つうえで、やってはいけないこと」などを紹介しています。
記事の後半では、「お守りの返し方や選びかた」についても解説します。
正しい持ちかたで神様にアシストしてもらって、恋愛運をアップしていきましょう。
もくじ
縁結びのお守りの効果がアップする正しい持ちかたとは?
そもそも縁結びのお守りには、どういった効果があるのでしょうか?
また、その効果を発揮してもらうためには、どういった持ち方をするといいのでしょうか?
縁結びのお守りの効果・ご利益
なぜお守りに効果があるといわれているのか不思議ですよね?その理由は、「お守りは神様の依り代(よりしろ)」だから。
依り代とは神様が宿る場所です。そのため、縁結びのお守りを身につけていると、神様が近くにいて恋愛をアシストしてくれるということになるのです。
ちなみに同じ縁結びのお守りでも“縁結び”や“恋愛成就”、“良縁成就”などさまざまなご利益の違いがあります。それぞれに効果が違うので、自分に合ったお守りを持ちたいものです。
“縁結び”や“恋愛成就”のご利益には、現在お付き合いしている人や片思いの相手など、誰かはっきりとした相手がいるときに最適。相手と良い関係になれるよう助けてくれる効果があります。
一方で“良縁成就”のご利益は、まだ相手が見つかっていない場合に新しく良い縁があるように助けてくれるものです。
肌身離さず持ち歩く
お守りの効果をいちばん発揮できる持ちかたは、「肌身離さず持ち歩くこと」です。
恋愛は相手がいて初めてなりたつもの。そのため、チャンスはいつ来るかわかりません。そういった一瞬のチャンスをものにするためには、できるだけ日々お守りを意識しておくことが大切です。
常に持ち歩いていれば、よりお守り(=神様)の存在を意識しておくことができます。
入れておく場所としては、常に持ち歩くバッグに入れておくのもいい方法でしょう。また、カードタイプのお守りであれば、財布や手帳にはさんでおくのもおすすめです。
持ち歩くときは「お守りを入れておく場所の気を清らかに」しておきましょう。お守りは神様が宿る場所ですから、カバンの中や財布の中は常にキレイにしておくことが大切です。
高い場所に置く
とはいっても何かの事情でお守りを持ち歩けなかったり、置くタイプのお守りだったりすればどこかに置く必要があります。
そのときは、「神棚やタンスの上など高い場所」に「東向きまたは南向き」で置きましょう。職場であれば、デスクの上の棚などもよいかもしれません。
この場合も、置く場所の気を清らかにしておくことが大切です。置く前にはホコリなどを払って掃除してから置きましょう。
お守りの効果を信じること
いきなり例え話になってしまいますが、ここに1人、あなたに助けを求めてきた人がいたとします。
助けを求めている人が、あなたのことを100%信じている場合。その反対に、あなたのことを信じていない場合。
どちらのときに、すすんで助けてあげたいと思うでしょう?やはり、「自分のことを信じている人を助けてあげたい」と思いますね。
お守りもそれと同じで、お守りのご利益を信じることで、より効果が高まります。
また、お守りには暗示やおまじないのような効果もあるといわれています。お守りに守られている安心感から、よりポジティブになったり、行動的になったりもします。その結果、相手に自分の魅力が伝わって恋も上手くいくのです。
神様を信じる・信じない、どちらにしてもその効果を信じ切ることでお守りのパワーが発揮できるといえるでしょう。
縁結びのお守りを持つときにやってはいけないことって何?
先ほどは縁結びのお守りの効果が出る持ちかたを解説しました。しかし、それとは反対に「せっかくのご利益を台無しにしてしまう持ちかた」というのもあります。うっかりとやってしまわないよう、ここで確認しておきましょう。
中身を見てはいけない
お守りをずっと持っていると、ふとした瞬間に中が気になったりすることがありますが、絶対に中身は見てはいけません。
一般的な巾着タイプのお守りは開け閉めできるようになっていて、この中には護符(ごふ)と呼ばれるお札を小さくしたものが入っています。この護符は、神社やお寺で祈願して神様が宿るようになった特別な場所。お守りを開けてしまうと、そのパワーが外に出ていってしまうといわれています。
複数持ってもいいけど、扱いに注意
縁結びのお守りを何個も持っていると、神様がケンカしてご利益が無くなるといわれています。しかし、実際は複数持っていても大丈夫なケースは多くあります。
なぜなら、神様は人間のように簡単にケンカをする次元の低い存在ではないから。日本には古くから、さまざまな場所にさまざまな神様がいる、という考えかたもあります。
ただし、たくさん持っている場合は扱いが雑にならないように気をつけましょう。扱いが雑になれば、神様を雑に扱うのと同じことです。
また、たくさん持っていることで、どれを信じればいいのか分からなくなれば効果も期待できません。先ほど説明したとおり、お守りのご利益を強く信じることが大切なのです。
話をまとめると、愛着を持つもの少数に絞って、それを大事にするのがよいといえそうですね。
ちなみに、神社や宗派によっては一緒に持つとよくないとされているケースもまれにあります。その点は注意しておきましょう。
本格的なお守りが丸見え
片思いしている人や好きな人と会うときに、縁結びのお守りが目立つところにあると、あまりよくないかもしれません。
その理由は現実的なのですが、恋愛関係のお守りが見えてしまうと必死さが伝わってしまうからです。
とくにそういった物にあまり興味のない男性であれば、引いてしまうこともあります。恋愛は相手があってのことですから、それを見た相手がどういった反応をしそうか想像してみるといいかもしれません。
だからといって、縁結びのお守りを持つことが悪いわけではありません。「他人に見えても見えなくてもお守りのご利益は変わらない」ということです。自分が意識できるところに置いて、ご利益が出たときはひそかに感謝すればいいのです。
もし職場の机の上やカバンなど、見えるところに置きたいのであれば、アクセサリー型のお守りなどがおすすめです。見た目もカジュアルでいかにもお守りという感じがありません。
縁結びのお守りの有効期限はある?返しかたは?
役目の終わった縁結びのお守りは、神社やお寺に返納する(返す)のが正しい方法です。
ただ、「いつ返納するのか」や「返しかた」をよく知らない人も多いのでは?ここでは、返納するタイミングや返しかたを解説していきます。
1年もしくは願いが叶ったときが期限
縁結びのお守りに有効期限はありませんが、1年で神社やお寺に返すのが一般的です。
なぜ1年なのかというと、「ずっとお守りを持っていると、悪い気で汚れて効果が薄れてしまう」という考え方があるから。新しいお守りを授かって気持ちを新たに過ごすという意味でも、1年というキリのよい期間がベストですね。
それから、好きな人と結ばれたときなど「願いが叶ったとき」も返すべきタイミングです。お守りが役目を果たしてくれたということですから、感謝して神社やお寺にお返ししましょう。
お守りの返し方
お守りは、購入した神社やお寺に返納するのが基本です。
ただ、家族や友達からもらったお守りなどは、購入した神社やお寺がわからないこともあります。また、神社やお寺が遠くて、行けないこともあるでしょう。そういったときは、違う神社やお寺に返しても問題ありません。
神社やお寺では、年末年始になると“古神札納所”などと呼ばれるなど箱がもうけられます。これはお守りやお札を返すための箱です。縁結びのお守りをこの中に入れておけば、神社やお寺が供養してくれます。
返すときは、横にあるおさい銭箱にお守りと同じ額を納めましょう。値段の高いお守りであれば、気持ちの分でもかまいません。
ただし、神社で授かったお守りは神社に、お寺で授かったお守りはお寺に返納しましょう。神社は神様、お寺は仏様を祀っています。きちんとお世話になった神様にお礼をするのが礼儀です。
そして、たとえお守りのご利益が実感できなかったとしても、側にいてくれた神様に感謝することが大切。
目に見えていないだけで、実は効果があったのかもしれません。好きな人の気持ちが少しずつ良いほうに変わっていたり、誰かがあなたにぴったりの人を紹介してくれようとしていたりするかもしれません。
最後までご利益を信じることが大切です。そうすることで、今後も神様が味方してくれるでしょう。
縁結びのお守りはどんなのがいい?効果のある選びかた
せっかくなら縁結びのお守りを選ぶときも、効果のある選びかたをしたいものですね。
そこで、ここからは「どういったお守りを選べば効果があるのか」、「お守りはプレゼントしてもいいのか?」などを紹介していきます。
ピンときたもの・見た目が好きなお守りを選ぶ
人と人のあいだに縁があるように、お守りと人のあいだにも縁があります。見た瞬間にピンときたものや、見た目が好きなものを直感で選ぶといいかもしれません。
最近では、可愛いらしいデザインのお守りもたくさんあります。そういったものならば、常に持ち歩いても人の目が気になりませんし、愛着がわくというのもメリットですね。
プレゼントされたお守りは効果アップ
プレゼントされた縁結びのお守りはより効果がアップするといわれています。なぜなら、お守りのご利益にその人の幸せを願う気持ちが加わるから。
そのため、友達からプレゼントしてもらったり、幸せになってほしい人にプレゼントしたりするというのは効果的な選びかたです。
しかし、ここで注意点が一つあります。それは、「お古のお守りをあげてはいけない」ということ。
パワーをおすそ分けする感覚で、願いが叶った人のお守りをわたしても効果がありません。そのお守りはもう仕事が済んでいるため、力を使い果たしているからです。
プレゼントするとき、されるときは、必ず新しいお守りにしましょう。
カップルならペアのお守りもおすすめ
カップルや夫婦の場合は、ペアのお守りを持つのもおすすめです。縁結びのお守りには、恋愛関係だけではなく仕事・人・お金など生活していくうえで大切な縁をサポートしてくれるご利益もあります。
将来も一緒にいたい相手ならば、そういったお守りでお互いの幸せを願うのもいいのではないでしょうか。お互いの幸せを願えるカップルというのは、いつまでも仲良くいられるものです。
縁結びのお守りを通販で選ぶならこんなものがオススメ
縁結びのお守りがほしかったとしても、忙しくてなかなか神社やお寺に行くタイミングがないという人も多いはず。
そこで、ネット通販でも買える縁結びのお守りをいくつか紹介します。きちんとした神社で祈願されているお守りで、ご利益もたしかなものをピックアップしてみました。
可愛らしいけど本格的なストラップ型お守り
こちらは、見た目にも可愛らしいデザインのストラップ型のお守り。ハート型のかごの中に水晶が入っています。
いい意味でお守り感がないので、カバンや小物につけたりしてアクセサリーとしても使えます。
白崎八幡宮という歴史ある神社のネット授与所で販売しているものなので、きちんとした祈願がされているのも大事なポイントです。
ご利益があって見た目も可愛い縁結びのお守りを探しているのなら、こういったお守りがおすすめです。
本格的な縁結びのお守り
こちらも白崎八幡宮で祈願されたもので、スタンダードな巾着型のお守りです。
白崎八幡宮は、750年以上前からある山口県岩国でいちばん大きな神社。境内には、大己貴命(おおなむちのみこと)という神様が祀られています。
和歌山にある淡嶋神社にも同じ神様が祀られていますが、どちらも良縁のご利益があるとされています。
より本格的な縁結びのお守りをネットで買うなら、このような祈願済みのお守りがおすすめです。
お財布にも入れられるカードタイプのお守り
お財布に入れられる縁結びのお守りを探しているなら、こちらのようなカードタイプがおすすめ。
縁結びと良縁成就、どちらのご利益もあります。意中の相手がいても、これからいい縁を探す場合でも大丈夫です。
お財布に入れておけば、祈願済みのお守りを常に持ち歩けます。
カップルで持てる2つセットのお守り
カップルや夫婦で持つなら、こういったセットになっているお守りがおすすめです。
色は2種類選べます。ピンク系は可愛いらしく、赤系のものは男性が持っていてもおかしくない色合もあります。
縁結びのご利益でさらに仲良く、良縁成就のご利益でお互いの仕事やお金・人脈などが充実する効果があります。
まとめ
同じ縁結びのお守りでも、ご利益によって効果が違います。“縁結び”や“恋愛成就”のお守りには、特定の人との縁が良くなる効果が。“良縁成就”のお守りには、新しい出会いに効果があります。
それらのお守りの力を発揮してもらうためには、「お守りのご利益を信じること」と「常に持ち歩くこと」が大切です。持ち歩けない場合は、高い場所に置きます。
反対にやってはいけないことは、お守りの中身を見たり、雑な扱いをしたりすること。扱いかたが雑にならないよう、少数のお守りを大事にすることをおすすめします。
そして、願いが叶ったときや1年たったときは、お守りに感謝しながら神社やお寺にお返ししましょう。
お守りの選びかたとしては、直感でいいと思えるものや、プレゼントされたものだとより効果が高くなっておすすめ。カップルならペアで持つのもいいでしょう。
そんな縁結びのお守りですが、最近では神社で祈願されたお守りをネットで授かることができます。忙しくてなかなか神社やお寺に行けないという人は、そういったところで手に入れるのも一つの方法ですね。