家族に、友達に、親戚に、上司に・・・あなたはどんなプレゼントを贈りますか?せっかくなら縁起がいいものを送りましょう!今回、プレゼントにふさわしい縁起物をご紹介しようと思います。また、最後に縁起のいい画像も載せてみました!
もくじ
縁起物の贈り物とは
「運がいい」というのは、実際に言いことが起こった結果についての表現で、
「縁起がいい」というのは、
・これを持っているといいことが起こりそう
・こんなものを贈られるなんて、良いことが起こりそうというような表現です。
そんな縁起のいいプレゼントをもらえると、とても嬉しいですよね♪
今回は、そんな喜ばれるような贈り物をご紹介しようと思います!
≪1≫鯛
もちろん、「めでたい」のたいからきています、おめでたい色の赤(紅)でもあり、「腐っても鯛」と云われるくらい祝い事には欠かせない縁起物。
≪2≫昆布
こんぶは、古くから「広布=ひろめ」と呼ばれ、広める、弘めるということに通じることから縁起物として重宝されてきました。
また、鎌倉時代以降では「こんぶ」という発音から「よろこぶ」に通じるとされ、戦国時代には、敵に「打ち勝って喜ぶ」ことより、カチ栗・打鮑・昆布の順に酒の肴として祝賀の意味も込められていました。
古くより祝儀や祝の宴に欠かせないめでたさの象徴として扱われ、「贈り物としてのこんぶ」という文化が育まれてきたことで、現代ではお祝いごとから弔辞までの冠婚葬祭でこんぶを贈る文化が大切にされています。
ほとんどは出汁をとるためにつかうのでしょうが、そのままでも食べますね。
実用価値のある贈り物ですね。
≪3≫招き猫もですね
縁起の良い物の人気ナンバーワンは招き猫!
縁起物招き猫が縁起物とされた歴史は江戸時代にさかのぼります。
「夢にたった猫が『猫の人形を作ったら福が来る』というお告げに従ったら巨額の財をなした」とか
「飼い主の恩に報いたり、命を助けたりした猫の話が広まって猫を祀るようになった」
「猫のおかげで商売繁盛した」・・・・ などなどの言い伝えが残されています。
また猫が顔を洗うしぐさには愛嬌があって、吉事を予兆するとも考えられていました。
猫そのものに縁起の良さを感じるという基本がありそうですが、
これだけ複数の理由があるとすると、
どこかの誰かが思いついただけという猫=縁起ということでもないのかも。
現代哲学的に言えば「そういう記号性をもっているもの」
ということになりますね。記号ですから、贈るほうと贈られるほうの両側でその意味が共有されて初めて、
縁起という共通の意味が生じるわけです。
つまり文化によってぜんぜん変わるはずですが、これらは日本文化での記号ということになりますから、
大切にしていきたいものですね。
総じて、受け取る側の人が受け取ったときに気持ちよくなる贈り物とも、いえますね。
そうすると、「縁起がいい」まで言われていないものでも、
受け取った人が
「運が良くなりそう」
「これを今受け取るなんて、運がいいんだな」
というタイミングや状態にも左右されそうです。
「ほしいときにほしいものを贈られる」などというのも、まさにこの中に入りますね。
鯛や、昆布なら、実用価値が高くて、縁起以外の意味でも嬉しい贈り物になりますしね。
あるいは鯛の形をしたものを贈るのでしょうか。