【ありがた~い縁起物♪】福助人形の様々な説【商売繁盛】

 

 

福を呼び込むアイテムはたくさんありますが、今回は幸運を招く福助人形にターゲットを絞ってみました。ちょこんと座っているだけで癒やされる福助。福助には様々な説があります。飾り方についても調べたので是非チェックを!

もくじ

商売繁盛の縁起物「福助人形」

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福助というと良く呉服店や洋服店のショーウインドウなどにちょこんと飾られている姿が見受けられます。
商売繁盛の縁起物として有名ですが、その所以についてまとめてみました。

その由来

福助人形の由来は、京都の呉服屋大文字説 、百姓佐五右衛門の息子説、もぐさや亀屋説 など諸説ありますが、福助のモデルとなった人物は皆、とても長寿で幸せな人生を送ったといわれています。

荒俣宏氏は、福助人形の特徴として、子供 福耳 正座 四角い座布団 裃 の5つを挙げています。

享保年間、江戸で、飾っておくと福を招く縁起の良い人形として福助人形を売り出したところ、忽ちにして売り切れたといいます。以来、福助は商店では商売繁盛、家庭では家運隆盛の置物として愛されています。

福助には実際のモデルがいるとされ、福助の由来にはいくつかの説があります。
「貧しい人に施しをし、尊敬を集めた呉服商」という説。
「商売上手の呉服屋大文字の主人にあやかって作られた人形」という説。
「商売熱心を認められた番頭」などと言われています。深々とおじぎをしている福助もあっていかにも福を呼んでくれそうですよね。

福助が裃(かみしも)を着ているのは、裃がお客さんを迎える正装だから。
このことからも福助人形はお客さんを迎える場所に置くのが縁起良いとされています

様々な説

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京都の呉服屋大文字説

京都の呉服屋大文字の主人は頭が大きく背が低かったが、店の宣伝につとめたのでたいそう繁盛した。そして貧民へのほどこしも忘れなかったので、人々がこの店主にあやかるようにと人形をつくって毎日祈ったところから、いまの福助人形が生まれたという。

百姓佐五右衛門の息子説

摂州西成郡にいた百姓佐五右衛門はたいへんに長生きした人で、享和二年(一八〇二)に死んだがその子の佐太郎は身長二尺ほどしかなかった。しかし佐太郎は短身大頭が幸いして幸運をつかんだので江戸でその人形が売り出され評判になったという。

もぐさや亀屋説

滋賀の伊吹山のふもとの柏原という宿場に代々つたわるもぐさや「亀屋」に番頭福助がいた。この番頭は正直一途、お店の創業以来伝えられた家訓をまもり、ふだんの日は裃を着け、扇子を手放さず、道行くお客さんを手招きしてもぐさをすすめ、お客に対して感謝の心をあらわしおべっかを言わず、真心で応え続けた。そのため商売が大いに繁盛し、主人もたいそう福助を大事にした。やがてこの話が京都にも広まり伏見人形屋が耳にして、福を招く縁起物として福助の姿を人形にうつしたという。
福助には実在したモデルになる人物がいたのですね。
しかもモデルはたった一人とは言わず、何人もいるようです。
所説はさまざまですが、
いつもお客様を大事にし、庶民に愛されるような人徳のあるいい人物であったことは確かなようです。その人形は商売だけでなく、家庭においての家運を上昇させる力も秘めているようです。

福助人形の飾り方

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福助さんの飾り方

福助さんを飾りかたですが、赤い座布団の上にのせ、店先や玄関など、お客様の目に触れる所に置くのがポイントです。

願掛けの場合、願いが叶うごとに福助さんの座っている座布団を一枚ずつ増やしていくと良いのだとか。

福助を飾るのにもちょっとしたルールがあるようです。
ただ置くだけでなく、お客様に見えるように置くのがポイントのようです。
座布団を増やしていくとは、まるで笑点のようです。
如何でしょうか。
福助について調べてまいりましたが、新たな発見があったかと思います。
運気を上げるだけでなく、ちょっとしたインテリアに映えるグッズですよね。
とにかく愛らしい福助のその姿を、床の間などに飾ってみてはいかがでしょうか?
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絵写経

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